2025.05.22
2025年5月21日、長野市にて開催された「信州豊かな環境づくり県民会議」通常総会において、環境保全活動などに長年取り組んできた個人・団体の功績を称える表彰式が執り行われました。令和7年度は、8団体と1個人が表彰され、太陽光生活研究所のウェブサイトでエッセイを連載する尾日向梨沙さんが、その1人として選出されました。
「信州豊かな環境づくり県民会議」では、表彰理由となった取組内容を、下記のとおり発表しています。
編集者・ライターとして、スキーに関わる雪国でのスノースポーツの情報発信にとどまらず、雪国暮らしの豊かさ・魅力を伝え、自然環境のすばらしさ、楽しみ方も発信している。度重なる自然災害、雪不足などの異常気象を踏まえて、自らのライフスタイルを見つめなおし、2020年に移住。「地球への負荷を少しでも配慮して人間らしい暮らし」を求め、電力自給となるオフグリッド生活を飯山市で実現している。
垂直積雪量4mに及ぶ地域では難しいと思われていた太陽光発電について、太陽光生活研究所や地域工務店の協力を得て実現した。
この取り組みを契機として、長野県の県民参加型予算「雪国での再エネ実装」が実現され、「雪国太陽光」という豪雪地帯での再生可能エネルギーの利用可能性の拡大に大きく貢献した。
表彰式では、各受賞者がそれぞれの企業・学校・団体における活動について報告。尾日向さんからも、「雪国での太陽光発電とスキーのある暮らし」として、自然と共存する暮らしを楽しみながら実践している様子や、豪雪地域では困難とされてきた太陽光発電システム導入までの経緯について紹介。あわせて、積雪の多かった昨冬においても問題なく発電し、電気の自給自足が実現できていることについても説明されました。
太陽光生活研究所では、今後も引き続き尾日向さんのライフスタイルに注目しながら、地域社会とも連携し、雪国における安定した発電が可能な太陽光発電システムの実現を目標に取り組んでまいります。
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