「太陽光生活研究所」は、雪国での太陽光発電の可能性を追求するため、2024年、新たに一般社団法人として活動を始動いたしました。
2020年、地球温暖化を危惧する会社や仲間が集まり、雪国での再生可能エネルギーと新しい暮らしを考える「太陽光生活研究所」を立ち上げました。長野県飯山市戸狩エリアで、雪国飯山太陽光発電プロジェクトをスタートさせ、積雪4m地域での住宅太陽光発電の様々な挑戦を行ってきました。
豪雪地での太陽光発電は、膨大な積雪荷重に太陽電池モジュールが耐えられず圧壊してしまうことが知られています。そこで雪をモジュールに積もらせない「急斜度壁面設置工法」を開発、数年にわたる実証実験を行い、その可能性、将来性を確信できる多くの結果を得てきました。
このたび私たちは一般社団法人として再スタートし、長野県野沢温泉村に事務所を設立。ここを拠点に、これまでの実証試験などを通じて得た知見を活かし、豪雪地でも30年以上にわたり発電し続けることのできる高い信頼性を持つ太陽光発電システムの開発を目指します。
雪に強く、長期的に安定した発電が可能なシステムの実現を目標に、引き続き地域社会と連携しながら、持続可能なエネルギーの普及に貢献できるよう邁進してまいります。
今後とも、皆様のご支援とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。
一般社団法人 太陽光生活研究所 代表理事
高嶋 健
〒389-2502長野県下高井郡野沢温泉村豊郷6456番1
https://solarpoweredlife.jp
一般社団法人 太陽光生活研究所 代表理事 高嶋 健
太陽光発電システムプランナー。 2003年よりシャープ米国(Sharp Electronics Corporation)で太陽光発電事業に従事。太陽光発電システムの海外事業展開に携わる。2012 年よりカナディアン・ソーラー・ジャパン、2017年からはサンテック・パワージャパンでマーケティング部長、SCM調達本部長を兼務、2018年よりデルタ電子株式会社でマーケティング企画部長を務める。2020年より太陽光生活研究所を率い、豪雪地帯に対応する太陽光システムの様々なアイデアを提案。雪国での太陽光活用の促進に日々邁進中!