Vol.19 地球と自分にやさしい暮らしってこんなに楽しい

Text & Photo: Lisa Obinata Photo: Takanori Ota

太陽光生活研究所のプロジェクトがスタートして3年が経ちました。電力を太陽光で自家発電することは、普段意識することもなく、日常にすっかり溶け込んでいます。同時に、移住した頃から強化していた「できるだけ自然にやさしい暮らし」も少しずつですが実践し続けています。

「サスティナブル」や「SDGs」といった言葉も一般的になりましたが、「なんだか難しそう」「自分ひとりがやったって変わらないのでは」という声が聞こえてくるのも事実。

私の場合は、長くスキーを続ける中で自然の素晴らしさとともに、気候変動を肌で感じるようになり、さらに子供の頃から「もったいない」精神が強めの家庭に生まれ育ったので、エコ的な思考が自然と身についたような気がします。

人に伝授するほどのことでもないけれども、私自身、実践している方やSNSなどから情報を得て、感化されて今があるので、どなたかにひとつでも、そのバトンを繋いでいけたらいいなぁと思い、今回は、具体的にどんなことを心がけているのか、なぜそうした選択をするのか、まとめてみたいと思います。

電力を作る以前に、電気をあまり使わない暮らしを目指す

雪国飯山ソーラー発電所の素晴らしい発電率のおかげで、我が家は1年を通せば、ほぼ電力の自給ができていることになりますが、大切にしているのは、そもそも電気をあまり使わない生活をする、ということ。

都会に住んでいた頃と一番の違いは、エアコンが無いという点でしょうか。最近では、信州の夏もずいぶんと暑くなり、エアコンを設置する家も増えているようですが、それでも首都圏の猛暑に比べたら、緑の多い山の暮らしはエアコン要らず。地方移住の醍醐味のひとつだと思っています。逆に冬の寒さは強烈ですが、薪ストーブを導入し、暖を取るのはもちろん、お湯を沸かしたり、洗濯物を乾かしたり一石二鳥どころではない、我が家の重要アイテムです。

薪は購入することもありますが、今年は相方のケンさんが知り合いづてに山に入り、枯れている木を運んできたり、造園屋さんの友人から剪定枝を分けていただいたりと、薪集めと薪割りの日々を送っています。

昔はみんな焚き木や山の幸を集めるために里山に入った、とよく聞きます。そのため、山は適度に整備されて、大地に光が差し込み、残された木々は根を張り、豊かな土壌や生態系が形成されていました。戦後、木材の供給のために、広葉樹を伐採し、成長の早い杉を大量に植林したものの、安価な輸入材に頼るようになり、生活様式の変化も伴い、人は山に入らなくなりました。現代、根の張らない針葉樹中心の山では土砂崩れが起きやすくなったり、ドングリなどの餌がなくなり熊や鹿が人里まで降りてきたりと、様々な問題が起きています。

むやみに木を伐採することは避けたいけれども、我が家のエネルギー源を少し分けてもらいながら、山に入ることでたくさんの気づきを得るようになりました。

また、移住とともに手放したのは電子レンジと炊飯器。電気代やCO2軽減のためというよりは、電子レンジや炊飯器を使わない方が美味しいと感じたからです。まだ家具も揃っていない頃、早々に購入した土鍋で、飯山産のお米をこちらの湧き水で炊いた時のご飯の美味しさは、今でも忘れられないくらい。もう炊飯器には戻れません。

余ったご飯は冷凍保存することもありますが、電子レンジがなくても、蒸したり、雑炊にして、不便を感じることは無し!

世の中には便利な家電製品が星の数ほどありますが、そのほとんどが無くても生きられるものばかり。忙しい現代人にとって、家事の時短になるものは有難いとは思うけれども、モノをできるだけ持たない方向にシフトしていきたいと考えているので、少しの時間や手間をかけてできることは、モノに頼らないでいたいのです。(とはいえ、ホームベーカリーやミルサーなど移住してから導入した家電もあり、徹底できているわけではありません 笑)

食の循環を楽しむ

移住した土地には畑がついているから、野菜作りにも挑戦してみたいな、と気軽な気持ちで始めた家庭菜園も4年目。野菜を自分で作るようになって、食と環境問題がいかに密接かということを知りました。

大量生産のための森林伐採を伴う農地開拓、畜産による温室効果ガスの大量排出、化学肥料や農薬による生物多様性の喪失などなど、慣行農業の自然環境への影響は計り知れない。そんなことも知らなかった若かりし頃は、スーパーでなんの疑いもなく、外国産の安い牛肉や農薬が当たり前に使われた野菜を購入していました。

食の安全と環境への影響、両方を考えるようになり、自分たちの畑では、できるだけ不耕起栽培で、F1種ではなく固定種から、化学肥料や農薬は一切使わずに野菜を育てています。近所の農家さんに比べれば成長も遅いし、不恰好な野菜も多いし、うまく育たないこともあります。でも、私たちは農家ではないし、この自然のままの方法が、人にも野菜たちにも土壌に生きる微生物にもやさしく、幸せな味となって健康な心身を作ってくれているような気がするのです。

春、ミミズいっぱいの自然のままの土壌に種を蒔き発芽し、雑草とともにゆっくりと育ち、収穫期は食卓が自家製野菜に溢れ、種をつけたら採取・保存し、また次の年にその種を蒔く。調理の際に出る生ゴミはコンポストに溜め、堆肥として畑に活用。多く出来すぎたものは、保存食にして冬までいただく。

レタスの種ってこんな小さいんだ、豆ってこんな風に成長するんだ、食べ頃を逃したら種の採取に回せば無駄にならないんだ。子供の時から食してきた野菜の一生を、40歳を超えて初めて知る、それは日々の小さな喜びの時間でもあります。

山菜の季節は、毎日のように裏山に山菜を採りに行き、蕗味噌を作ったり、山ウド三昧のおかずを作ったり。今年は、雑草取りついでにタンポポの花と葉も、調理して食べてみました。季節ごとに山の幸がふんだんに採れるので、仕事が忙しい時は、加工が追いつかずに焦ることもありますが、旬を食することがパワーの源と思い、ありがたくいただいています。

こんな暮らしを送っていると、スーパーに行く回数が減る(車を使わない)、野菜の包装に使われるゴミが出ない、生ゴミがゼロに! エコで美味しい循環型の食生活、最高です。

こちらでできた友達も、同じようなライフスタイルの人が何人かいて、刺激を受けています。首都圏に住んでいた頃は、友達の家に遊びに行くとなれば、スイーツなど手土産を買っていましたが、こちらでは、なんの約束をしなくてもみんな、庭で採れた野菜やそれを使って調理したお惣菜などを持ち寄るんです。

写真は、友達が釣りをしてきて、食べ切れないから一緒に食べようと誘ってもらった時の一コマ。庭でイワナを焼いて、持ち寄った山菜料理を食べて、飼っている鶏の卵をいただいて。半径20km圏内で調達したものばかり、全て採れたて、みんなの愛情がダイレクトに詰まった食材の美味しさは格別!

作れるものは自分で作る

移住前は購入していたけれど、今は自分で手作りしているもの:
化粧水(写真右の粉が原料)、シャンプー(写真のヘナとハーバルブレンドと水を混ぜる)、ヘチマスポンジ、虫除け、虫刺され薬、パン、味噌、マヨネーズ、めんつゆ、ジャム、紫蘇ジュース、ドレッシング、漬物、お茶、ふりかけ、ジェノベーゼソース、タバスコ、ヨーグルト、干し柿‥‥。

手仕事をする時間が取れずに購入することもあるけれど、多くのものは自分で作れる、と気づいてから、できるだけチャレンジするようにしています。

昔の人はもっともっと全てのものを手作りしていただろうし、私の周りでは、衣類や塩なんかも作ってしまう友人もいるから、田舎生活のひよっこレベルですが、「これまで買っていたものを作る」という行為は、リーズナブルに済む上に、無添加で、全ての原料を把握できる安心感が同居する、ひとりで楽しむワークショップのような時間なのです。

保存に瓶をたくさん使うので、スーパーで調味料や加工品を買うことがあれば、瓶詰めのものを選び再利用。手作り品を増やすことも、プラスチック容器やビニール包装ゴミの削減に繋がりますね。

さようなら、使い捨て&プラスチック製品

世の中には本当にプラスチック製品が溢れているな、と思います。私たちは家具でも日用品でも、木製など自然素材のものが好きなので、プラスチックを極力避けるようにしています。

写真は、ケンさん自作の竹製のカトラリー。美味しい料理を作るのに、100円ショップの調理道具では伝わらないだろうって、竹林のある庭に住んでいた頃に、手作りしたもの。何年も使ううちに手に馴染み、使いにくい部分があれば改良もでき、最後は自然に還るってなんかいいですよね。

歯ブラシも竹製のものを愛用。見た目もキュートで気に入っています。歯磨き粉は「ナスの黒焼き」を使用。

ペットボトルはかなり前から買わなくなりました。水筒は出かける時の必需品。ペットボトルはリサイクルされるとは言え、ペットボトルの原料には石油が使われるし、リサイクルされる流れの中でCO2は排出されるので、買わないのが一番。海を汚すマイクロプラスチックの問題を考えても、ペットボトルを日常的に手にすることは、もはや自分の中では恥ずかしいこと。田舎暮らしでなくても、ペットボトルを減らすことは簡単にシフトできることなので、水筒やタンブラーを持ち歩くことが一般的になることを願って止みません。

飯山市は「燃えるゴミ」「プラスチックゴミ」という分別があるのですが、プラスチックゴミって今や本当に多いですよね。我が家では生ゴミはコンポスト、紙類は資源ゴミと薪ストーブで焼却するため「燃えるゴミ」は極端に少ないのですが、プラゴミをいかに減らすかという部分が課題です。

気をつけていることは大したことではないけれども、肉や魚の食品トレイはスーパーの回収ボックスへ、ラップは蜜蝋ラップを使う、普通のラップやジップロックを使った時は洗って繰り返し使用、タッパーはガラス製の耐久性の高いものを使う、など。

あとマルシェやお祭り、キャンプ、BBQなど、飲食を伴う外イベントに出かける時は必ず、マイ箸、マイカップ、マイ皿を持参します。

いつも私の頭の中をめぐるのは、たとえ5人くらいがテイクアウトで飲み食いしたって、ゴミが大量に出るのに、これが、何万人、何億人が毎日排出していたとしたら一体いかほどのゴミの山になり、それを処分するのに、どのくらいCO2が排出されるのだろう、という恐ろしい想像。

使い捨ては、便利で楽で衛生的。けれども、使い捨てのおしぼりより、好みの柄の手ぬぐいの方が味わいがあるし、プラスチックの容器よりも自然素材のお弁当箱の方が美味しく感じるし、ビニールよりも新聞紙にくるまれた野菜の方が好き。

単純に考えると、見た目や感触が好き、という感覚的な部分も大きいんです。毎日使うものだから、好きなものに囲まれていたいですよね。

飯山には「笹寿司」という、殺菌・防腐効果のある笹の葉に、酢飯を敷いて、その上に山の幸を乗せた郷土料理があります。箸もいらないし、食べ終わったらお皿(笹)はポイっと自然に投げればOK。プラスチックがなかった時代は、こうして自然のものだけで全てが賄われていて、究極は家だって自然素材だけで作られていたと思うと、その時代の方がよっぽどクリエイティブで自然と共生できていたんだなと感心してしまいます。

いろんな洗剤を使わなくても大概は落ちる

ドラッグストアに行けば、ありとあらゆる種類の洗剤が並んでいます。窓用、フローリング用、トイレに浴室用‥‥。そのほとんどが、化学薬品が含まれており、容器はプラスチック。人にもペットにも家計にも自然にもやさしくないので使いません。

ナチュラルクリーニングの講座を受けた影響もあり、我が家の掃除道具はシンプルに、重曹、タワシ、雑巾。これでほとんどの用事が済んじゃいます。ちょっと重点的に掃除する際には、窓ガラスにはウォッカ水、油汚れにはセスキ水を併用。スプレーボトルに入れてほんの少しシュッとするだけでびっくりするほど汚れがよく落ちるんです。

洗濯はお風呂の残り湯を活用し、マグネシウムと水の力で汚れを落とす「マグちゃん」を洗濯物と一緒に洗濯機に投入。汚れが気になる時は、界面活性剤や香料不使用の洗濯洗剤も少し追加します。多くの化粧品やシャンプーに使用されている合成界面活性剤の入っていない洗剤は、排水時に川や海を汚すこともありません。

食器洗いには、「びわこふきん」を愛用しています。「ガラ紡」と呼ばれる日本独自の紡績方法で織られた木綿の布で、凸凹したガラ紡糸自体が、油や汚れを取り込み、洗剤なしで食器洗いができてしまうのです。カレーの鍋など極端な油汚れは新聞紙で先に汚れをすくったり、重曹をつけておくなどし、食器洗い用の洗剤は一切使わなくなりました。

昨年は畑でヘチマを育て、ヘチマスポンジを作ってみました。キッチンでももちろん、身体を洗うスポンジにもなるし、輪切りにして石鹸などを置く台にも使えて活躍しています。

車生活の分、Eバイクを活用する

こうして列挙してみると、自然にやさしい暮らしを送れているように見えますが、田舎生活では車なしでは過ごせません。クリーンディーゼルの車には乗っていますが、移住してからというもの、公共交通機関で移動できるところはほぼなく(最寄り駅まで徒歩40分!)、どうしても車移動中心の生活となってしまいます。

少しでも車移動を減らすために、2年前からEバイクを導入。グリーンシーズン、ゴミ捨て(ゴミ置き場まで徒歩10分)や近所の移動は、できるだけEバイクを使うようにしています。坂道が多いので、普通の自転車はハードルが高いですが、今は高性能なEバイクが多種類出ているので、田舎暮らしにはピッタリだと感じています。太陽光で充電し、ついでにサイクリングも楽しめて、運動不足も解消できているかな?

買い物は投票。エシカルなモノ選び

4年前、家を建てる時、それはそれはモノ選びの連続でした。住宅の木材から、サッシ、壁に塗る珪藻土、電気のスイッチに、家具などなど、工務店の方と相談したり、本を読んだり、ネット検索したり、ショールームに出かけたりと、一生に一度レベルの買い物なので妥協はせずに、お財布と相談しつつ、モノ選びにかなりの時間を費やしました。

予算の関係で断念したモノももちろんあるけれども、思い切って選んだ、長野県産の木製サッシは大正解。素晴らしい景色を大きな窓から眺めたく、開口部を広く取り、さらに北側にビルトインガレージ、土間という構造上、寒さが気になるところでしたが、高気密高断熱の木製サッシを選んだおかげで、気温の低い日も冷気をしっかり遮断してくれます。

また、古道具屋さんにもよく通いました。何十年と使われてきたモノにしか出せない奥深さは魅力的で、捨てられてしまうモノを再利用することは何よりもサスティナブル。

普段、買い物は最小限にしかしませんが、何を買う時も自分の中で、大切にしていることがあります。

*できるだけ自然素材・自然由来の原料であること
*環境に負荷の少ない製造工程が提示されていること
*国産(できれば長野県産)
*できるだけ作り手の顔が見えるもの
*長く使えそうなもの

最近では、これらの条件に見合う良いモノづくりをされている方がたくさんいて、知り合いでなく、ネットショッピングで購入する時なんかは、どんな人がどんな想いで作っているのかな、とかなり詳しく読んで、グッと心に響いた人や企業から、購入するようにしています。

こういったものは価格が高いこともありますが、安いものを買って、すぐに壊れてしまったり(安いから気にならなかったりする)、健康被害に繋がって医療代にお金がかかる可能性を考えたら、結果的に少々高くても良いものを選ぶ方が、すべてがプラスに働くだろうという考えです。

「買い物は投票」という言葉を聞くこともありますが、まさにそんな気持ち。たとえば、自然保護活動をしている会社から商品を購入すれば、間接的にその活動を応援することに繋がります。農薬を大量に使う果物を、多くの人が避けるようになり、高くても無農薬の果物の方が売れるようになれば、多くの果実農家は無農薬にシフトしていくでしょう。日々、様々な選択をする中で、自分が欲しいモノという観点だけでなく、未来の循環型社会に繋がる選択ができたらなと、本当に微力ながらも思っています。

全ては自然が教えてくれたこと

偉そうなことを綴りながらも、近所の人にいただいた添加物たっぷりの個包装のお菓子を食べながらこの原稿に取り組んでいるし(笑)、本当はものすごくズボラで適当で、料理だって全く得意じゃないんです。

それでもここにまとめたことを実践できているのは、純粋に楽しいから! なんです。やったことのないことにチャレンジする楽しみ、手作りすることの満足感、手作りの食は既製品より美味しいし、じっくり選んだモノは大切にしようと愛おしい。

決してストイックではなく、昔の日本人が当たり前にやっていたことを真似ているうちに、結果、自然環境にやさしい選択になっているというのは、自分の理想型でもあります。

そうそう、こういう考えの女性は大抵「エコおばさん」って呼ばれるんです(笑)。小馬鹿にされても、私はエコおばさんであり続けたいし、エコおばさん仲間を増やせたら何より嬉しいのです。

子供の頃から自然の中で遊ぶことが大好きで、自然の恩恵を人一倍受けて生きてきました。そんな自然が、人間の経済活動により、壊されてしまったり、汚されてゆく現代。地球温暖化に対する懐疑論を耳にすることもありますが、利益のための土地開発(森林伐採)や、利便性のための農薬や除草剤の大量散布、エコではなくエゴな人間本位な営みの数々が、生態系に影響を与えていることは揺るぎのない事実。

スキーを中心に、自然の中で遊んでいたからこそ、気づくことができました。今日も、家の近所では広範囲に渡り除草剤を散布された草花が、立ち枯れて色を無くしお化けのように肩を落としています。その姿を見るたびに、人間が勝手でごめんねって心痛めるしかできないもどかしさ。言葉を持たない木々や草花が、私たちの暮らしをどれだけ豊かに保ってくれているのか。

これからも楽しみ第一で、自然界に生きる無数の命を感じながら、人間らしい暮らしを送っていきたいと思います。こんな小さな発信でも、誰かの“気づき”に、なりますように!

  • 尾日向梨沙

    1980年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、13年間、スキー専門誌『Ski』『POWDER SKI』(実業之日本社)などの編集を担当。2013年より同雑誌の編集長を務める。2015年、フリーランスとなりスノーカルチャー誌『Stuben Magazine』を写真家・渡辺洋一と共に創刊。2018年より藤沢市鵠沼の自宅を舞台に歴史的建造物と周辺の緑の保存活動を開始。2020年に、湘南から長野県飯山市に移住し、パートナーのケンさんと共にハーフビルドでマイホームを建築。雪国でスキーを取り込んだライフスタイルを実践しつつ、同時に畑での野菜作りを行うなど、自然に寄り添った暮らしを目指す。2020年秋からは、太陽光発電&蓄電システムを取り入れ、できる限り電気を自給自足するこころみもスタート。長年スノースポーツに携わる中で実感してきた地球温暖化について向き合い、ケンさんと愛猫の空(ソーラー) くんと力を合わせ、自分なりのソリューションを試行錯誤中。

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